「最終形」と思われるスタイルに到達してもなおカスタマイズのアイデアが尽きず、どんどん進んでいってしまうため記事を分割しました。こちらでは、一応「最終形」だと納得した後に行ったカスタマイズを紹介していきますので、よりハードコアなマニア向けとなっております。では、まいります〜。
2007年4月20日 作成
2008年3月20日 最終改訂 (長くなりすぎたので分割しました)
2008年7月7日 自動開閉式レンズキャップを追記
GX100 カスタマイズ GX100 特殊装備 GX100 不具合情報
GX100 カスタマイズの「最終形」で一応納得してはいたんですが、実は気にかかることが一つ残っていました。それは、レンズ周りの刻印についてです。派手な銀文字なので、1cmマクロとかすると写り込む可能性があるんですよね。シビアな作品に刻印が写り込んでいたらちょっとマズイ。GR DIGITAL ではレンズネームリング交換サービスというのがあって、超マクロでも目立たない黒文字刻印に変更することができたんですが、GX100 は刻印の部分が簡単に交換できるような構造になっておらず、そういったサービスはありません。仕方ないので、ラッカーうすめ液を綿棒につけてシコシコ落としました。で、ついでに CAPLIO のロゴも消しときました(笑)。これでとーってもスッキリしました。ただし、素人にはお薦め出来ない(笑)ので、くれぐれも真似なさらぬようお願いいたします。
ちなみに、CAPLIO ロゴはプラ地に結構しっかりくい込んでいるため、ラッカーうすめ液でシコシコした程度では、文字のプリントは消えても痕跡が残ります。完璧に消すにはサンドペーパーを投入するしかありませんが、こちらはもっとお薦め出来ません。相当な覚悟か技術がない限りはしないほうがいいと思います。でも私はやっちゃったんですよね〜。#500、#600、#1200、#2000 のサンドペーパーを使い分け、久々に本気を出して磨きました。その結果、ロゴが完璧に消えただけでなく、やや光沢のあるヘアライン加工、という具合に仕上げることができました。何気に金属っぽい質感を醸し出していて自己満足度がさらに上がりました。何やってんだか(笑)。
EVF のてっぺんにあるVF-1 RICOHの白文字も激しく不要なので、一応消しておきました。なお、ここでやっているロゴ消しの方法では、地のプラスチックを全く傷つけずに文字のみを完璧に消すことは不可能です。溶剤の種類によって多少の差はありますが、どんなに慎重かつ丁寧に作業をしても、少しテカリが生じます。もしロゴなどを消したいと思う方は、その辺のリスクを覚悟の上決行してください。何度も言いますが、迷ったら止めておいた方がいいと思います。個人的には、ロゴや文字を消すたびに引き締まった印象が増していくのでやめられないんですが(笑)。
「最終形」と言い切った後にロゴ消しのネタを追加して、さらにまたネタを追加するのは気が引けるのですが、カスタマイズに終着点はないということで、張り切ってまいります。
ロゴ消しは、カメラの操作性には全く影響を及ぼさないカスタマイズなので、本質的には「最終形」から変わっていないんですよね。確かに操作性という点では「最終形」はかなりいいセンいっています。ただ一つだけ、使ってると不満に思う点が出てきたんです。それは、左手人差し指の引っかかりがもっとちゃんと欲しいということ。エツミの E-417 は、長さといい、手首を固定できる安定感といい、かなり使い勝手のいいストラップであることは間違いないんですが、留め具が低いかつ幅の異なる2段重ねの構造をしているので、ここにしっかり指をかけることはできません。仕方ないので、留め具の下についているヒモ連結リングとヒモの付け根あたりに指を引っ掛けることになるのですが、これが微妙にイマイチでした。
今回、これを解消すべく編み出した方法は、エツミの三脚用品E-521 止ネジ(短)を2個くっつけてボトムグリップ様にするという方法です。この方法の素晴らしいところは、ボトムグリップとしてかなり快適に使えるというだけではなく、その下に E-417 のストラップがぴったりくっつくというところにあります。単に同じメーカーの製品だからなのか、そもそもそういう規格になっているのかは定かではありませんが、径がぴったり 24mm なので本当に一本になるんです。止ネジ間には若干隙間が開いてしまいますが、しっかり締まるので問題ありません。1個 200 円弱というリーズナブルな止ネジですが、金属製でしっかり溝も刻まれているので、引っかかりはバツグンです。
上記の止ネジを2個使うだけでも、ボトムグリップとして立派に役立ってくれます。博多ヨドバシに在庫が2個しかなかったので私は2個にしていますが、もう少し足して伸ばしてもいいかなと思います。わずか数百円〜千円弱の出費で五千円のコシナボトムグリップ (既にディスコン) の代わりが充分に果たせるので、かなりオススメですよ。
結局、三脚用品の止ネジ(短)を3個追加購入し、5個合体させることにしました。名付けて背骨グリップ、あるいはガイシグリップ、もしくは五重塔のてっぺんグリップ(ここでは「九輪」じゃなくて「五輪」ですがw)。どうですかぁ〜お客さん! 軽量で剛性もあって指がかり抜群の自作ボトムグリップがなんと 900 円弱で作れてしまうんですよ。5個つなげることで、見た目もコシナボトムグリップ B に負けていないと思います。しかも、下にストラップをつなげることができるなんてステキ!! とても気に入ってしまった私は、このスタイルを完全版として改めて紹介することにしました。ただ、ネジの軸が完全には垂直になっていない (200 円弱でそこまでの精度を求めるのは酷) ので、全体の曲がりを極力抑えるように付ける順番を試行錯誤する必要はあります。
ここまでくると、左側面(向かって右側面)の滑り止めもやっちゃってあげましょう。クッションゴムや張り革などを適当に貼り付けるだけで、グリップを装着して構えたときの左手親指がピタッと止まるので超快適になりますョ。
これで、ついに、いよいよ、やっとこさ完成です。・・・って、実は、アレからまた少しグリップに手を入れていまして、内径 6 mm ・厚さ 1 mm ・外径 16 mm のワッシャー (1個 7円) 4枚を瞬間接着剤で貼り合せ、これを止ネジの間に挟み込んでいます。こうすることで止ネジどうしを面で支えることができ、より剛性が上がります。また、見た目もゼブラな感じでさらに良さげです。ハイ、もう本当におなかいっぱい、付ける文句はありませんw。
コンデジなんだからこんなにゴタゴタつけるのはどうよ?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、GX100 は EVF をつけたらそんなにコンパクトでもないわけで、撮影の快適さを求めて重装備になるのもアリだと思います。軽装備でノーファインダースナップをやるなら GRD がありますしネ。GRD の時は、カスタマイズをやるだけやっておきながら結局は何も付けないで使っていたんですが、GX100 の時は不思議とフル装備で日常的に使っています。福岡でこのフル装備 GX100 を振り回している人は多分私に間違いないと思いますが、もし見かけてもそっとしておいてやってくださいw。
上で紹介した完全版 しょの壱は見た目も実用的にも確かにイケてるわけですが、やーっぱり 4:3 24mm でもケラレなしで撮りたい!ということでhama の角型レンズフード (ハマ角)を導入してみました。このフード、さすが hama 製品というだけあってよく出来ています。from f=24mm (24 x 36)の記載があるとおり、135 換算 24mm からケラレなしでバッチリ使えます。そこそこ深さがあるので、予想以上に効果がある気がします。
ハマ角は、フィルタ径 49mm 用、52mm 用、55mm 用の3種類がありますが、私が買ったのは 49mm。「全てのフィルタは 55mm で揃えてある」とかいうしがらみがなければ、径は小さい方がコンパクトで見た目も多少は良くなるので 49mm にしました。GX100 のアダプタに 43mm → 49mm のステップアップリングをかまして使っています。締め付けカブセ式なので、リングにフードをはめ込み、きっちり水平になったところで締め付けて固定します。専用のキャップが付属するので便利です。
見た目は・・・GR DIGITAL にアダプタと純正フードをつけたものに近くてあまりカッコイイとは言えませんが、ハマ角の方がまだマシという印象ですね。写真のように EVF とグリップをつければ、悪くない気もします。スタイルとしてはやはりしょの壱の方が数段洗練されているでしょう。
このようにフィルタを付けてももちろん使えます。いちいち回さないといけない PL フィルタは、当然ながら物凄く使い勝手が悪くなるので止めておいた方がいいと思います。
ちなみに、ワッシャーを噛ました五段グリップって何気に重く、実用上はこんなに長くなくてもいいので、最近はまた二段に戻しています。今度はE-522 止ネジ(長)の間にコーナンで買ったプッシュゴム K-68を噛ましているので、軽く、見た目も良く、ボディにも優しくなっています。こんなにグリップにこだわってる人がいたら紹介してください(笑)。
以前も書きましたが、私は GR DIGITAL や GX100 といった「実戦スナップ用コンデジ」にネックストラップは付けない派です (つまり、ハンドストラップ派)。「撮りに行く」時はもちろんそれが目的なので、常にすぐシャッターが押せる状態にしておきたいんです。ネックストラップだといざ撮影って時に持ち替えたりヒモを気にしたりしてイライラするんですよね。コンデジは一眼レフのように重くないのでカメラを常に手に持っていても疲れず、ネックストラップの必要性を感じないのです。
しかーし、目的がそれだけじゃない時、つまり家族サービスの時なんかはハンドストラップだと困るんですよね。咄嗟に子供を両手で抱えたりするようなことが多々あるので、ハンドストラップだと色々面倒なんです。しょうがないので手首にぷらーんとぶら下げた格好にするのですが、やっぱりこういう時は両手がフリーになるネックストラップが欲しくなるわけです。
そこで、純正の2点吊りネックストラップを買おうかと思ってヨドバシに行ったのですが、結局買ってきたのがこれでした。三脚穴取り付けタイプのエツミハンドフリーストラップ E-6069。このストラップは、若干長めで長さの調節もできないかわりに結構リーズナブルに買えちゃうんです (実売 600円強)。首から下げると若干長いんですが、これ、ナナメがけにするとバッチリ。三脚穴取り付けタイプなので下を向くのが玉に瑕ですが、取り付け部が360度フリーに回転するのでクルッと回して撮影することができて、何気に実戦的だったりもします。結構いいですよ。
徹底的なロゴ消しで引き締まった GX100 をとっても気に入っていたんですが、CCD にゴミが貼り付いてしまって交換してもらったので、またロゴの入った GX100 に逆戻りしてしまいました。さすがにもう、かなりの手間をかけてシコシコ消す気にはならなかったので、ずっとロゴありのまま使っていました。そして、写欲も落ちしばらく GX100 も使ってないなぁーと思っていた2008年1月半ば、いっちょ消してみるか、とまたロゴを消してしまいました。
最初にやった時は、ラッカーうすめ液を使った化学的な方法を使いました。仕上がりにはそこそこ満足していましたが、どうしても部分的にテカリが出てしまうので、そこが不満と言えば不満でした。そこで、今回は化学的な方法ではなく、物理的な方法のみでロゴを消すことにしました。今回使用したのはメラミンスポンジの激落ちくん、コレだけです。使い方は至って簡単で、激落ちくんを数センチ角にカットし、水をしみこませ、しっかり絞ってから患部をゴシゴシするだけです。ある程度しっかり当てないと落ちませんが、地道にこすっていくと徐々にロゴのプリントが消えていきます。もちろん地のプラスチックも削られるので、やりすぎるとテカリが出てしまうことは覚悟してください。でも、ラッカーうすめ液を使った時よりも明らかにムラが少なくテカリも控えめなので、綺麗に仕上がるように思います。これで、また、GX100 のレンズ上部のロゴ、レンズ周囲のレンズ表記、EVF 上部の型番全てを消しました。かなり根気のいる作業ですが、チャレンジされる方は、自己責任で自己満足を求めてやっちゃってください。

現在のメイン機 GX100 の数少ない不満点の一つに、レンズキャップがありました。GX100 はレンズバリアを内蔵していないため、別途レンズキャップをカブセてレンズを保護しています。頻繁に GX100 をケースから出したりしまったりする場合、これが結構面倒なんですよね。まとまったスナップができる場合は問題ないのですが、家族で出かけて家族写真を撮ったりする場合は困ります。いちいち取り外さなければならない面倒さとそれで生じるタイムラグに加え、急いでバッグに放り込んだ時にレンズキャップが迷子になるのもイライラポイントでした。
しかし、後継機 GX200 の発売と同時に、これまでの不満を解消するレンズキャップがオプションとして発売されたのです。その名も自動開閉式レンズキャップ LC-1。これがモノスゴクいいのです。なんと言っても便利!!これを装着することで、レンズバリアのあるデジカメと全く同じ感覚で扱えるようになります。そして、バネが仕込まれた3枚羽根のキャップの、思わず嬉しくなってしまう微笑ましいアナログなギミックも二重丸です。これは、レンズバリアがないデジカメに対する一つの答えじゃないかと思います。
ちなみに、元々 CAPLIO ロゴがあった内蔵ストロボカバー前面、レンズ表記が刻印されていたレンズ周囲の部分がやけてテカテカしているのは、ホルツの超極細液体コンパウンド 0.2 ミクロン (カー用品) を使って磨いたからです。この鏡面仕上げは美しいですよ〜(笑)