HDRフォト2

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未だに根強い人気があるハイダイナミックレンジフォト (High Dynamic Range Photo, HDR フォト)。ウチのHDR フォトのページにも安定したアクセスがあります。詳細は上記リンク先を参照していただきたいのですが、基本は読んで字のごとくダイナミックレンジの拡大です。でも、皆さんが目にして惹かれる HDR 写真のキモは「どれだけダイナミックレンジを広げるか」にあるのではなく、「どうトーンマッピングをして CG っぽさを演出するか」にあります。

幸い、最近のデジタルカメラでは、ダイナミックレンジ拡大機能が備わっているものがあり、撮って出しの JPEG でも黒トビ白ツブレのない写真を撮ることが可能になってきました。これは、露出を変えて撮った (あるいは RAW データから現像した) 複数のJPEGデータを使って写真を合成するというプロセスを経ず、トーンマッピングだけで HDR 写真を作ることが可能であることを意味します。実際やってみると、ソフトとちょっとした工夫で、いとも簡単にこのページの写真を作ることができました。せっかくなのでやり方をどどーんと披露してしまいます。

まず、使うソフトは、Photoshop と Photomatix Pro 3.0付属の Tone Mapping プラグインです (Photomatix Pro 3.0 はそれなりに高価なソフトですが、HDR をするならこれが一番だと思います)。ここでは Photomatix Pro 3.0 本体は使わず、Photoshop からプラグインを呼び出して使います。Photomatix Pro 3.0 では、複数の画像からはもちろん、単体の RAW データを直接読み込んで HDR 写真を作成することが可能になっていますが、処理は重いです。私がここで説明する方法では、気軽に、しかも縮小した単体の JPEG からでも HDR 写真を作れるので、ちょっと遊びたいという場合にオススメです。しかも、結構仕上がりはいいと思います。では、具体的に方法を説明します。

  1. Photoshopを立ち上げて、元画像を読み込む。
  2. 「モード」を 16bit/チャンネル にする。
  3. 「フィルタ」>「ToneMapping」を実行する。
  4. 設定は以下をベースにアレンジしてください。
    Strength: 80
    Color Saturation: 80
    Light Smoothing: 0
    Luminosity: -6
    Micro-contrast: +2
    Micro-smoothing: 15
    White Clipping: 4.610%
    Black Clipping: 0.130%
  5. できた画像を保存して終了。とーっても簡単でしょ。

(2009年2月24日)

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