コピッた

コピッた Part1

すっげー! 何がスゴイのかって、今回使ったフジの複写用フィルムMINICOPY FILM HR IIがスゴイのですよ。このフィルム、もともとは文献複写などの用途専用に作られた所謂特殊フィルムなんですが、もちろんスナップにも使えます。でも、超微粒子・超高コントラストなフィルムのため、TTL露出計の感度設定は、な、なんと魅惑のISO 6。使える天気とカメラがかなり制限されますが、この写真をみて血圧が上がった人は是非是非使ってみてください。と言うまでもなく、使いたくなってしまうでしょう。

現像は、本来の文献複写用途なら 「コピナール 20℃ 5分」 ですし、超微粒子で画質を極めるなら 「POTA現像液 20℃ 5〜10分」 で超軟調現像を行う必要があります。でも、文献複写じゃないのでコピナールを使うつもりはないですし、POTA は薬品を仕入れて自分で調合しなきゃいけないのが面倒なのでパス。そこで今回私が行ったのは、ACROS 2本、PRESTO 1本と仲良く一緒にスーパープロドールで現像。保管していた現像液の液温が28℃ほどあったにもかかわらず氷のストックがなかったため、水道水で冷すことしばし。なんとか25℃まで下げました。そして液温と現像液の疲労度(今回で4〜8本目)を考え、現像時間を3分に設定。高コントラストで Azee Azee あややアイスティーなネガに上がりました(謎笑)。

HR II のもともとのフィルムベース色はちょっとキツメのマゼンタ調。でも、前浴の廃液が「どピンク」に染まっていたので、どうかな〜と思って定着後タンクから出してみると、これが見事に無色透明六甲のおいしい水って感じ(笑)。しかも、ネガの色調が冷黒調でハイコントラストなのでかなりキリっと引き締まった印象があります。危惧された階調の飛びもそれほどなく、程好いネガに仕上がりました。ライトボックスで見るとなんとも気持ちがいいネガなんですよ、これ。

今回はフィルムがフィルムだけに、全ての写真は f1.4〜2 で撮っています。開放時の背景のボケ方は普通のモノクロフィルムとはまた違い、独創的で幻想的です。か・な・り、気に入りました。このフィルムは今後もどんどん使っていこうと思います。

  • 2003年6月21日 谷中
  • AF 50mm F1.4
  • FUJIFILM MINICOPY FILM HR II
  • FUJIFILM SUPER PRODOL (4-8rolls 25℃ 3')
  • EPSON GT-9700F
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