廃校三ヶ月前 (1)

今回から2回連続でお送りするのは、私の個人的ノスタルジア炸裂の写真群でございます。写真が芸術、報道、記録、コマーシャルなどの側面を持つとしたら、このシリーズは間違いなく記録優先のシリーズということになるでしょう。でも、ついつい構図とかアングルとかは練っちゃうんですけどね。

それでは、まず「廃校三ヶ月前」シリーズについて少し説明します。ロケ地は私が6年間通った小学校。なんと、学校統廃合のあおりを受け2005年3月をもって廃校になることが決まっているのです。そうすれば、思いで深き学び舎の姿も見られなくなります。これは残しておかないといけない! そう強く感じた私は、正月の帰郷の際にフィルムに収めることにしたのでした。

私が生まれ育った町には小学校が9つありました。いわゆる田舎で、面積の割りに人口が少なく、居住地がそこそこ点在しているために9つもあったのだと思います。中でも私が通った山口小学校は、かなり規模の小さい部類に入ります。なんと言っても、入学時同級生が自分を含めて5人ですから。しかも、5人中4人が岡本姓で1人が林姓。そして5人は全員男。スゴイでしょ(笑)。

全校生徒30人強の山口小学校は、自然に囲まれた場所でののびのび教育、少人数での丁寧指導、上級生から下級生まで一緒に行事を行う一体感、そして結構みんな家から近いことの利便性など (私なんか歩いて数分!)、いいところが沢山詰まった小学校でした。学校を統合するメリットもあるでしょうが、生徒や親からするとこういう小さな小学校に通う(通わせる)メリットの方が大きいような気がします。この3月での廃校が残念でなりません。

  • 2005年1月2日 和歌山県 日高郡
  • AF 35mm F2
  • FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
  • FUJIFILM SUPER PRODOL (1-4rolls 21℃ 4')
  • EPSON GT-9700F
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