トイスナップ きた・あらかわ #5

気になる歪みと気にならない歪み

プラモデルカメラのレンズもそうだったように、カメラくんのレンズもやはり歪曲収差が大きいですね。この豪快な糸巻き型の歪みはプラスチック1枚玉の宿命なので、これはこれとして生かしたいものです。

被写体を正面から見て、水平線・垂直線を意識したフレーミングをした場合。これはもう見事にぐんにゃりいきます。これはこれで面白いんですけど、ど派手に曲がるのでちょっと違和感があります。

一方、被写体を斜めに見たり、遠近法を用いたりして対角線を意識したフレーミングをした場合。これはあまり気にならないんですよね。というかむしろ、糸巻き型の歪曲が小粒でピリリと辛い山椒の役割を演じていて、対角線構図を一層ダイナミックにしているようにさえ感じます。

被写体がフレームの対角線にしっかり乗るように撮っても、ノーファインダーで適当に傾けて撮っても、今回はどちらもなかなかいい感じでした。個人的には、適当に傾けた方が雰囲気出てたように思います。トイカメラはやっぱしテキトーがいいみたいです。

#1 #2 #3 #4 #5

  • 2003年6月8日 上中里〜中里〜田端
  • FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO
  • FUJIFILM SUPER PRODOL (4-8rolls 25℃ 3')
  • EPSON GT-9700F
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