フェド退院後

前回言っていたようにフェドさんのシャッター幕が破損してしまい、ライトで照らすと確かに光が漏れているのが確認できてしまいました。もともと補修の跡があっただけに「やっぱりな」という感じがしたのですが、このままみすみす現役を引退してしまうのも寂しい。でも、シャッター幕の張り替えなんて素人がチョチョイとできるものでもなさそうですし、どうしたものかと考えながらとりあえずパーマセルテープを亀裂が入った部分に張ってみるという離れ業をやってみました。さわっちゃダメ!なシャッター幕にパーマセルを張っちゃうなんて、我ながら恐ろしいことをしたもんだと思いますが、やっぱり根本的な解決にはならないので外しました。

悩んでいても仕方ないので補修材を探していると、ちょうどいいものがありました。カメラの修理用品をネット通販しておられるHorizon Enterpriseさんで、シャッター幕補修用のラバースプレーを見つけすぐ注文。これ、シャッター幕の亀裂補修には最適のスプレーで、便利グッズのコーナーで詳しく取り上げようと思っています。このスプレーは、固まるとゴム皮膜を作ってくれるスプレーで、本来の目的は滑り止めだそうです。でも、シャッター幕にシューと文字通りスプレーしては大変なことになるので、紙の上などにシューと中身を出してそれを筆で塗るというのが一番いいと思います。

そして無事退院したフェドで撮ったのが今回の写真です。カラーネガですし、ちょっと日も傾いていて全体的にトーンが渋めなんですけど、前回見られた光漏れは全くなく、完全に復活したと言えましょう。自分の手で復活(というか最初から死んでいる場合もあるんですが)を遂げたときの快感、これがまたソビエトカメラの醍醐味でもあるのかなと改めて思いました。本当は何も問題なく使えるのが一番なんですが。

  • 2001年12月9日 田端近傍
  • INDUSTAR-26M F2.8/50mm
  • FUJIFILM SUPERIA 100 24Exp.
  • naniwa COLOR KIT N
  • EPSON GT-9700F
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