解体新写

新しい作品を作るには既存の色々なモノやコトを解体しないといけない、とかっこよく言い切りたいところですが、今回は職場の隣で家の解体が始まったのでワイワイ言いながらとにかくそれを撮ってみましたってダケでございます。それに後半はフィルムがあまってしまったので帰りに寄った新宿を少し撮ったダケでございます。しかも巻き戻すのを忘れて一瞬裏ブタをパカッとしちゃったもんだから妙にかぶりまくりの失敗写真を無理やり救出して載せているわけでございます。

でもそのかぶりまくり写真には、普通に撮っただけでは絶対に表現し得ない、独特の妙な世界があるんですな。そして一番最初の写真を見てください。なんでこんなフィルム装填後の送りコマなんか載せたんだって最初は思われたかもしれませんが、これこそ虚構と現実が入り混じった「フィルムが写真に対して放つ唸り声」のような気がしなくもないのです。まぁコレは「現実」の部分が少なすぎる気がしてダメですが、フィルムを送るための試し撃ちのコマなんかをごっそり集めてみるとそれはそれで面白いモノが作れるかもしれない、とコッソリ思ったのでした。

  • 2004年9月16日 代々木上原・新宿
  • Kodak Professional TRI-X 400 FILM 400TX
  • FUJIFILM SUPER PRODOL (14-17rolls 26℃ 4')
  • EPSON GT-9700F
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