八枚の贅沢

「ロクキューってやつぁ8枚しか撮れないんダナ、むむむ、なんて贅沢な・・・」そんなことを思いながら蛇腹カメラの MOSKVA-4 をおもむろにリュックから取り出し、初めて実戦投入いたしました。この日はちょっと用事があって時間がなかったのにもかかわらずどうしても撮りたかったので、15分弱という時間で8枚パチパチパチっと撮り切ってまいりました。

安直に思いっきり近場で撮ったので知ってる人に遭遇するという危険性はあったのですが、そんな事を言っているヒマが無かったので、学生がいようが修学旅行らしき団体がいようがオバチャンがいようが関係なく MOSKVA-4 を取り出し、カシャンと組み立て、できるだけブレないようにしっかり構えてシャッターを押しました。

で、その結果ですが、噂通りに柔らかな描写であるということを見越して ACROS を突っ込んでいたので、「ソフトだけれども眠くは無い」いい感じの上がりを見せてくれました。とかなんとか言う以前に、その圧倒的なネガの迫力と解像感がたまらなくて、ネガを見た瞬間にロクキューの魅力に取り付かれてしまったのでした。

でも、いいことばかりではないのがソビカメの奥の深いところというか詰めの甘いところというか「自分が試されている感」が強いところなんですな。それは何かと言いますと、視野率 120% ほどあるんじゃないかというファインダー。全体的にもっともっと引きでフレーミングしたはずなのに、見事にちょん切られてるんですよ。うーん、やられました。

  • 2002年11月29日 東大構内
  • FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
  • FUJIFILM SUPER PRODOL
  • EPSON GT-9700F
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