京都ノーファインダー (3/9)

一人で出張に出かけると、空き時間に散歩してスナップするのが今までの定番でした。せっかく遠くに来てるのに撮らないと損だ、と言わんばかりにとにかくシャッターだけは切っていました。漠然と街と人とちょっと気になるモノたちを求めて、時間の許す限り歩き回りました。

自分の写真として気になるモノというのは人それぞれ違うはずですが、私が特に何も考えずに外で被写体を追いかけると、雑然としていてかつカタチが面白いものだったり、とっても古いものだったり、トマソン的物件だったり、古きよきブレッソン的雰囲気を醸し出す瞬間だったりすることが多いような気がします。趣味の範疇でお気楽にやるだけならそれで充分なんですが、「写真は行為そのものだ」という立場に立った作家的活動という点ではあまりにも弱い。かと言って、写真に命をかけるほどの切迫感はないので、そんな人たちとは勝負できません。未だモチベーションの上がらない状況の中で、ふと、自問すると、また撮れなくなります。

(2008年2月2日)

  • 2004年9月27日 京都
  • FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO
  • FUJIFILM SUPER PRODOL (9-12rolls 26.5℃ 3'30")
  • EPSON GT-9700F
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