二十歳の原点

まず最初に断っておきますが、今回からシリーズでお送りする3本は、作品性よりも記録性を重視した個人的な思い入れの強い写真になっています。といいますのも、この日吉という場所は私が大学四年間を過ごした思い出の詰まり過ぎてる街。大学を卒業して3年振りに訪れ、変わらない街並と変わってしまった街並を目の当たりにし、純粋に懐かしい気持ちを溢れさせながらシャッターを切った、その結果の集まりです。ちなみにタイトルは、いつまでも私の心の友であり続ける、高野悦子著 『二十歳の原点』 から拝借しました。

頻繁に店が入れ替わる日吉駅前商店街、通称「ひようら」。誰が名付けたのかはわかりませんが、駅から見て大学側が表のイメージなので商店街は裏のイメージ。日吉の裏だからひようら。この放射状に広がる通りは右からサンロード、浜銀通り、日吉中央通り、普通部通りとなってます。サークルのアフターで本当によく利用していたブルベア (昼間はなぜか「証券喫茶 兜町」と名前が変わる、けどメニューだいたい同じ) が消え、その隣のカラオケ屋「サウンドトレイン」も消えてしまったのを目の当たりにすると時代の流れを感じます。私にとってその場所はスターバックスではなく、ブルベアとサウンドトレインでなければならないので、そこは写真に撮っていません。

こうやって書いていると、なんだか強烈にノスタルジーが増幅してきて、当時書き綴っていた詩日記から一篇を引用しそうになったのですが、ここはそういう場所じゃないのでやめておきます。

  • 2002年6月8日 日吉
  • INDUSTAR-22 F3.5/50mm
  • FUJIFILM NEOPAN SS 24Exp.
  • FUJIFILM SUPER PRODOL
  • EPSON GT-9700F
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