欠落ではなく凝縮だ!

私のような写真初心者がこういうことを言うのはおこがましくて恐縮なのですが、黒白写真というのはカラー情報を欠落させた写真ではなく、カラー情報を凝縮させた写真だと思います。そもそも、私たちが見ている色というのは絶対値である物理量ではなく、相対値である心理物理量なので、厳密には見る人によって色は異なります。それは、特定の波長の光に対して反応する網膜のL、MおよびSの錐体細胞が送る情報を、脳がそれぞれ赤、緑、青として色づけして色を解釈しているからです。そのようにして見た色に対する印象もまた、人によって異なってくると思います。黒白写真というのは、そういった言わば主観的な色を、黒から白のトーンとして凝縮しある意味客観的な形で (黒白写真は私たちだけではなく、わんこさんやにゃんこさんも同じように見ることができます) 表現したものだと思うのです。だから奥が深くて難しいのでしょうね。と、自分の専門分野にからめて薀蓄を垂れた後で自分の写真を見るとトホホ・・・な感じがしますが、これから腕を磨いていくということでお茶を濁しておきます。

今回はZorki3-Cの初モノクロ (2本まき戻しに失敗しているので) です。やはり、この手のカメラは機動力がありますし、ぶら下げていて気持ちいいですし、被写体に必要以上の警戒感を与えないのでスナップにはもってこいですね。なので、もっとバシバシモノクロを撮って修行したいと思います。

  • 2002年1月13日 桜木町
  • JUPITER-8 F2/50mm
  • AIKO LIGHTPAN SS 16Exp.
  • MORIMOTO PHOTO CHEMICAL D-76 Type
  • EPSON GT-9700F
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