マトリックス

久しぶりにZorki3-Cと一緒に、そしてプラモカメラとも一緒に上野・アメ横界隈でモノクロをやってきました。ISO1600を突っ込んであるプラモカメラで程よい露出という暗い曇の天気だったのですが、天気予報で晴れてくるようなことを言っていたのでISO100のフィルムを突っ込んでの撮影となりました。露出は光の具合に合わせたつもりだったのですが、思った以上に暗かったようで全般的にアンダー気味の写真になっていました。まあ、この方がその時の印象をよく表していると言えなくもないので、結果的にオッケィということにしておきます。

とは言え、やはり暗めの曇の時の露出決定は難しいです。それは、人間の視覚のAEがあまりにも優秀なので、かえって微妙な光源の違いを感じることができないからです。それは実生活においてはとても便利な機能ではあるのですが、写真を撮る段においてはむしろ障害にさえなります。そのために優秀なAEが開発されてきたわけですが、何も考えずに押してちょうどいい露出が得られるというのも、趣味の写真、つまりカメラを実用性以外の何かのための道具と見る場合においては、面白くないのです。この体感露出はある意味自らの感覚系に対する挑戦で、体感露出が面白いのはその挑戦を楽しみたいからなのかもしれません。

  • 2002年5月4日 上野〜御徒町
  • JUPITER-8 F2/50mm
  • FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS 36Exp.
  • FUJIFILM SUPER PRODOL
  • EPSON GT-9700F
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