本質、日常

いつの頃から忙しい忙しいと言うようになってしまったのか。写真を始めた大学院生の頃からずっと言い続けていていつも今が一番忙しいと思っているフシがあったりするのですが、ありがたい事に大学教員の「任期なし職」を得てからは、自分史上最大の忙しさが続いている気がします。もちろんそうならないといけないんですけれど、写真が「フツーの趣味」に成り下がることだけはどうしても許せない思いは、ありがたい事にここに有り続けています。

で、やっぱり自分が撮りたいシーンっていうのは、一見ありふれた風景に特別な注意を払ってしまう「生きている」の路線であり、ニューカラーの路線であるわけです。だから、スティーブン・ショアの『ウィンスロー・アリゾナ』なんかを買ってパラパラめくってはいいなぁと思いつつ、サンディエゴからロサンゼルスまでのフリーウェイとかオールドタウンなんかの思い出を手繰ったりしていました。ただ、同時にやっぱり買ってしまった『森山大道の言葉』『荒木経惟の言葉』を読むと、「ごちゃごちゃ考えずに日常を今撮れよ、とにかく撮りまくれよ」と言われているような気になって、久しぶりにカメラをもって公園に行ってココに出そうかなぁと思った次第です。

日常にこそある自分のスナップの本質と向き合うため、細かな味付けはこの際一切排除して、色味や露出はカメラのデフォルト設定、カメラ任せのフルオートで撮ってきました。画角とフォーカスだけ操作して。こんな感じで、しばらくは良いかなぁ。

(2015年4月28日)

  • 2015年4月26日 小戸公園
  • クリエイティブスタイル:スタンダード(プレミアムおまかせオート)
  • 藤-Resizer-によるリサンプル (Lanczos4アルゴリズム)
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